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車の維持費は年間いくら?内訳と月々の平均、安くする順番を30秒で試算

2026 7/13
家計見直し
2026年7月13日
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車の維持費は年間いくら?まず結論とミニ表

「車の維持費が毎年いくらかかっているのか、正直よく分からない」——税金・保険・車検・駐車場・ガソリンがバラバラに引き落とされるため、合計を把握しづらい費用の代表格です。最初に一つの目安をお伝えします。総務省統計局『家計調査』2025年によると、二人以上世帯が車にかける費用(自動車等関係費)は月平均28,308円、年間にすると約34万円でした。このうち購入費などを除いた維持関連は月18,670円(年約22.4万円)です。

項目(二人以上世帯・2025年) 月平均 年換算の目安
自動車等関係費(全体) 28,308円 約34万円
うち維持関連 18,670円 約22.4万円

なお単身世帯の自動車等関係費は月8,397円ですが、これは車を持っていない世帯も含めた全世帯の平均です。実際に車を所有している人の負担は、この金額よりも大きくなる点に注意してください。金額の大小は、住んでいる地域・車種・駐車場代・走る距離で大きく変わります。そこで、下のツールにあなたの車種区分や駐車場代などを入れてみてください。年間の維持費と月あたりの負担、そして内訳が30秒で見える化されます。金額が分からない項目は「わからない」ボタンで区分別の目安を仮置きして進められます。

目次

車の維持費の内訳(2026年7月時点)|税金・車検・保険・駐車場・燃料

維持費を下げるには、まず「何にいくらかかっているか」を分解するのが近道です。ここではツールの試算の元にしている公的データを、費目ごとに開示します。

自動車税(種別割)|排気量で決まる毎年の税金

自動車税は排気量に応じて毎年かかる税金です。2019年10月以降に新規登録した車の現行税率は次のとおりです。

区分 自動車税(年額)
軽自動車(自家用乗用) 10,800円(初度検査から13年超は12,900円)
〜1,000cc 25,000円
1,000〜1,500cc 30,500円
1,500〜2,000cc 36,000円

※注意:2019年9月以前に登録した車は旧税率が適用されます。たとえば1.5L以下は34,500円と、現行税率より高くなります。自分の車の税額は登録時期で異なるため、車検証で初度登録年月を確認してください。

車検の法定費用|どの業者でも同じ部分と、下げられる部分

車検の費用は「どこで受けても同じ法定費用」と「業者ごとに差が出る車検基本料・整備費」に分かれます。まず法定費用(2年ぶんの例)は次のとおりです。

項目(自家用乗用の例・2年) 額
自賠責保険(24ヶ月) 17,650円
重量税(車両重量〜1.0t・13年未満) 16,400円
重量税(車両重量〜1.5t・13年未満) 24,600円
印紙代(指定整備工場) 2,100円

法定費用の合計は、車両重量1.0t以下の車で約36,150円(2年ぶん)です。これは全国どこで受けても同じで、ここに各業者の車検基本料と整備費が上乗せされます。つまり車検で下げられるのは基本料・整備費の部分で、法定費用そのものは変わりません。だからこそ、業者を比較する意味があります。

※自賠責保険料は2023年4月以降始期の料率で、現行の料額表は2026年10月31日始期ぶんまでとなっています。2026年11月以降は改定される見込みのため、車検の時期によって金額が変わる場合があります。
※印紙代は2026年4月1日改定後の現行額です(指定整備工場の場合。持ち込み検査は小型2,500円・普通2,600円)。
※軽自動車は重量税・自賠責保険が上記と異なり、法定費用は普通車より低くなる傾向です。正確な額は車検時にご確認ください。

任意保険|等級や補償で変わるが、平均の目安は把握できる

任意保険(自動車保険)は、年齢・等級・運転者の範囲・補償内容で金額が大きく変わります。とはいえ全体の平均を知っておくと、自分が高いか安いかの物差しになります。

車種区分 任意保険の年間平均の目安
軽四輪乗用 約51,059円
自家用小型乗用(コンパクト等) 約55,404円
自家用普通乗用 約75,267円

※この金額は、損害保険料率算出機構『自動車保険の概況』2025年度版(2024年度統計)をもとに、保険料の総額を契約台数で割った算出値です(フリート契約を含み、共済は除きます)。実際の保険料は等級・年齢・補償内容で大きく変わるため、あくまで平均の目安としてご覧ください。等級が上がっている人や車両保険を外している人は、これより安くなっている場合があります。

駐車場代・ガソリン代|地域と走行距離で最も差が出る

駐車場代とガソリン代は、住む地域と走る距離でもっとも差が出る項目です。月極駐車場は都市部と地方で数倍の開きがあり、ガソリン代は走行距離しだいなので一律の平均を出しにくい部分です。そのためツールでは、この2つを実額(または「わからない」で区分別の目安)で入力して、年間維持費に反映するようにしています。ここが人によって年間で数万円から十数万円の差になります。

車の維持費が「馬鹿らしい」と感じたら|利用頻度で損益分岐を出す

「維持費が馬鹿らしい」と感じる正体は、たいてい利用頻度の低さにあります。税金・任意保険・駐車場代・車検は、車に乗っても乗らなくてもかかる固定費です。だから乗る回数が少ない人ほど、1回あたりの負担が跳ね上がり、割に合わないと感じやすくなります。

そこで役立つのが、次のシンプルな損益分岐の考え方です。

年間維持費 ÷ 年間の利用回数 = 1回あたりのコスト

たとえば年間維持費が30万円で、乗るのが月2回(年24回)だとすると、1回あたりのコストは約12,500円になります。これを、必要なときだけ使うカーシェアやタクシーの費用と比べてみるのが判断の軸です。カーシェアは時間料金と距離料金の合計で、近距離の買い物程度なら1回あたり数千円の圏内に収まることが多く、使う回数が少ないほど「持たない」ほうが安くなる可能性があります。逆に週4回以上乗る人や、通勤・送迎で毎日使う人は、所有したほうが1回あたりのコストが下がり、合理的です。

ツールでは月の利用日数を入力すると、この「1回あたりのコスト」が自動で表示されます。感覚ではなく金額で見ると、手放すべきか持ち続けるべきかの判断がしやすくなります。なお、車がないと生活が回らない地域や、緊急時の移動手段としての価値もあるため、金額だけで一律に決められるものではない点は補足しておきます。

車の維持費を安くする順番|効果×手間で優先順位をつける

維持費の見直しは、やることを全部並べると腰が重くなります。そこで手間が小さく効果が読みやすいものから順番に並べました。上から片づけるのが近道です。

  1. 車検の業者を比較する(手間:小/効果:中)
    法定費用は全国共通なので、差がつくのは車検基本料と整備費です。ディーラー・車検専門店・整備工場で見積もりを取り比べると、基本料の部分で差が出る場合があります。
  2. 任意保険を見直す(手間:小〜中/効果:中)
    等級・年齢条件・運転者の範囲・車両保険の有無を点検し、複数社で一括見積もりを取ると、補償を保ったまま下がる場合があります。保険料は維持費の中でも金額が大きいので、優先度は高めです。
  3. 駐車場代と使い方を棚卸しする(手間:中/効果:地域による)
    月極駐車場は少し離れた区画にするだけで下がることがあります。あわせて「本当に月に何回使っているか」を数えると、次の判断につながります。
  4. 手放す・乗り換えを検討する(手間:大/効果:大)
    利用頻度が低いと分かったら、手放してカーシェア中心に切り替える、あるいは維持費の予測を固定したいなら月額定額のカーリースに乗り換える、という選択肢があります。

まずは車検の見積もりから比べてみる

いちばん手間が小さいのが車検の比較です。ツールで「車検費用が区分の目安より高い」または「わからない」と出た方は、基本料の部分で下げられる余地が残っている状態です。ここでは、無料で見積もりを取れる車検予約の窓口を挙げます。今の車の情報を入れて相場を確認してから決められるので、いきなり予約する必要はありません。

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任意保険の見直しは、保険クエストで平均と比べる

任意保険は維持費の中でも金額が大きく、見直しの効果が出やすい費目です。ただし解約や乗り換えには注意点もあるため、まずは自分の保険料が平均と比べてどうかを把握するところから始めるのがおすすめです。保険料の平均比較や見直しのタイミングは、保険見直しクエストで30秒でチェックできます。あわせて確認してみてください。

利用頻度が低いなら、手放す・乗り換えも選択肢に

損益分岐で「1回あたりのコストが高い」と出た方や、駐車場代の負担が重い方は、手放す・乗り換えも現実的な選択肢です。手放す場合は、決める前に買取の相場を知っておくと判断材料になります。維持費の予測を毎月一定にしたい場合は、税金や車検費が月額に含まれる定額カーリースという選択肢もあります。どちらも無料で見積もり・査定ができるので、金額を見てから考えられます。

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車の維持費についてよくある質問

軽自動車と普通車で維持費はどれくらい違う?

固定的にかかる税金と保険だけで比べると、差は年間5万円前後になります。自動車税は軽10,800円に対し1.5〜2.0Lの普通車は36,000円、任意保険の平均の目安は軽四輪約51,059円に対し自家用普通乗用約75,267円です。車検の重量税や自賠責も軽のほうが低い傾向にあります。一方、駐車場代とガソリン代は車種で大きくは変わらないため、走る距離が同じなら、この差がそのまま年間の負担差になりやすいと考えてよいでしょう。

車の維持費が年間30万円は高い?

一つの目安は、家計調査2025年の二人以上世帯の維持関連(年約22.4万円)です。これより高い30万円台は、都市部で月極駐車場代が高い場合や、普通車+車両保険つきの場合には珍しくない水準です。高いかどうかを判断するときは、総額だけでなく「駐車場代・任意保険・車検基本料」のどれが平均より重いのかを分解して見るのがおすすめです。ツールの内訳表示を使うと、どの費目が押し上げているかが分かります。

車を手放すか迷うときの判断基準は?

基準になるのは利用頻度と「1回あたりのコスト」です。年間維持費を年間の利用回数で割り、カーシェアやタクシーを必要なときだけ使う場合の費用と比べます。月2〜3回以下の利用なら、持たないほうが安くなる可能性があります。ただし、車がないと生活が成り立たない地域や、家族の送迎・緊急時の移動といった金額に表れない価値もあるため、数字はあくまで判断材料の一つです。手放す場合は買取相場を、乗り換える場合は定額リースの見積もりを、それぞれ確認してから決めると納得しやすくなります。

関連クエスト|ほかの固定費もまとめて見直す

車の維持費の判定が出たら、同じ要領でほかの固定費も倒していきましょう。維持費の中でも金額の大きい任意保険は保険見直しクエストで平均と比べられます。毎月の電気代クエストもあわせてどうぞ。年間の削減見込みはコスカクエストTOP(固定費チェックシート)で自動的に合算されます。

免責と出典

維持費は車種・地域・走行距離で大きく変わります。本記事および試算ツールで示す数値は公的資料に基づく目安であり、実際の金額や下がる額を保証するものではありません。税制・料率は改定される場合があるため、実際の税額・保険料・車検費用は各公式情報や見積もりでご確認ください。

出典:
・総務省(自動車税制の改正):自動車税制に関する資料
・損害保険料率算出機構『自動車保険の概況』2025年度版(2024年度統計):自動車保険の概況(PDF)
・財務省「自動車重量税の概要」/国土交通省(自動車検査・登録の法定手数料、2026年4月改定)
・総務省統計局『家計調査』2025年(自動車等関係費・二人以上世帯/単身世帯)

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