例えば自宅から職場の同一区間で、電車とバスどちらもが走っていた場合、どちらの定期券を買った方がお得なのでしょうか?まとめました。
割引率は運行会社によって異なる。ネットで運賃を調べて計算してお得か比較してみよう
まず、定期券の割引率は鉄道・バスともに運行会社によってそれぞれ異なるため、一概にどちらがお得とは言えません。各社の定期券の料金を公式サイトや乗り換えアプリなどで確認してみましょう。
一般的に、毎月の出勤・通学日数は土日祝日以外でカウントすると、20日~22日程度です。「定期券代÷通常の往復運賃」の計算を行い、20未満の数値だった場合は、定期券を購入した方が通常の運賃で行き来するよりもお得になると言えそうです。
電車とバス、通勤・通学するならどっちが便利?【メリット・デメリット】
続いて、通勤・通学するなら電車とバスどちらが便利なのでしょうか?筆者が考察をし、以下に列挙します。
電車がバスより優れている点
時間に正確
日本の鉄道は時間に正確です。他方でバスは道路状況の影響を受けるため、遅延することが多々あります。近年は接近情報を知らせるサービスなども導入されていますが、仕事や学校などに行く場合には運行時間の正確性は重要な要素となるでしょう。
乗車人数・席数が多い
鉄道は輸送用量が多く、バスよりも乗車人数・座席数が多い傾向があります。バスは混雑時に稀に満員で乗れない場合がありますが、鉄道の場合は概ね来た列車に乗車することはできるでしょう。
運賃が安い場合が多い
鉄道は輸送効率に優れているため、バスと比べて運賃が安い場合が多いです。
乗り心地が比較的優れていることが多い
鉄道はレールの上を走り、バスは道路の上を走るため、鉄道の方が乗り心地が優れていることが多いです。
バスが電車より優れている点
目的地までのドアtoドアが実現できる場合が多い
鉄道の駅よりバスの停留所の方が多いため、路線系統のあり方によってバスの方が目的地へのドアtoドア(徒歩距離などの削減)が実現できる可能性が高いです。それぞれの路線図を確認してみましょう。
同一運賃なら、長距離で割安になる
都市部などでは、どの停留所まで乗っても一律の運賃が設定されていることがあります。そのためバス利用の場合、長い距離を乗ると割安になるケースがあります。
人気の鉄道路線と並走する区間で、座れることも
都市部などの人気の鉄道路線はラッシュ時の混雑が顕著なことがあります。一方で、バス路線は鉄道よりも知られていないことも多いので、並走する区間で意外と空いている、ということも考えられます。一度試しに視察し、混雑具合を確認してみましょう。
まとめ
ここまでの内容をまとめると、鉄道・バス利用を比較検討する際には以下の点が重要になるものと思われます。
- 鉄道とバスの運賃・路線図を比較する
- それぞれのメリット・デメリットをよく比較する。下見として試しに乗ってみる。
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