本記事にはPRリンクを含みます。FXは元本や利益が保証される取引ではなく、相場状況によっては預託証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。お取引はご自身の判断と責任でお願いします。
FX漫画で見るような「気づいたらロットが増えて、含み損を見ながら固まる」展開は、誇張だけではありません。私も2019年に、DMM FXの画面で米ドル/円を38ロット持ち、短い逆行で評価損益がマイナス45,379円になっている画面を残しています。
この記事は、DMM FXを悪者にする記事ではありません。むしろ逆です。アプリが速く、注文もしやすいからこそ、数量・損切り・終了条件を決めずに触ると、自分の判断の荒さがそのまま損益に出ます。これから始める人には、私の38ロットを「怖い話」で終わらせず、最初の1回を小さく設計するための材料にしてほしいです。


このページの結論
- 38ロットの問題は「DMM FXだから」ではなく、資金に対して数量が大きすぎたことです。
- 最初に決めるべきなのは、口座名よりも許容損失額・ロット・損切り位置です。
- DMM FXで始めるなら、通常USD/JPYとUSM/JPYの違い、注文数量、損切り設定を先に確認します。
38ロットで何が起きたのか
38ロットという数字だけを見ると、経験者向けの大きな取引に見えるかもしれません。ただ、当時の私は「大きい勝負をしている」という自覚よりも、「ここで戻れば取り返せる」という感覚の方が強くなっていました。これが危ないところです。人は、損失が大きくなるほど冷静になるのではなく、損失を確定させない理由を探し始めます。
米ドル/円を38ロット持つと、1銭の値動きで約3,800円、10銭で約38,000円の損益が動きます。画面上では数pipsの揺れに見えても、資金に対して数量が大きいと、数分で「今日はもう終わり」に近い損失になります。詳しい計算と適正ロットの考え方は、FXの適正ロット記事で数字つきで整理しています。
この失敗の本質は、口座のスペックではありません。使う側が、発注前に「この数量で1銭動いたらいくらか」「どこで切るか」「今日の損失上限はいくらか」を決めていなかったことです。アプリの操作が快適なほど、この準備不足は目立たなくなります。
「持てるロット」と「持ってよいロット」は違う
DMM FX公式のサービス概要では、通常通貨ペアは10,000通貨単位、ミニ通貨ペアは1,000通貨単位と案内されています。証拠金はレバレッジ25倍の場合、総約定代金の約4%が目安です。つまり、画面上で発注できることと、自分の資金で耐えられることは別です。
| 見るべき数字 | 意味 | 38ロットの教訓 |
|---|---|---|
| 必要証拠金 | ポジションを建てるために必要な最低ライン | 最低ラインを満たすだけでは余裕がない |
| 1銭あたりの損益 | 値動きが損益に変わる速さ | 38Lotなら1銭で約3,800円動く |
| 許容損失額 | 1回の取引で失ってよい上限 | これを決めずに入ると、損切りが遅れる |
| 損切り幅 | どこで撤退するか | 感情で決めると「もう少し待つ」になる |
| 終了条件 | その日の取引を終える条件 | 取り返しモードを止めるために必要 |
私は「必要証拠金が足りるか」ばかり見て、「自分がその値動きに耐えられるか」を見ていませんでした。だから、数万円の含み損が出た時点で、損切りではなく追加の理由探しが始まりました。
今から始めるなら、まずFX必要証拠金・適正ロット計算ツールで、通貨ペア・レート・資金・損切り幅を入れて確認してください。口座を選ぶ前に、自分が扱える数量を知る方が先です。
5万円や10万円で始めるなら、最初の目的を変える
少額で始めるときの目的は、短期間で資金を増やすことではありません。まずは「入金する」「数量を見る」「損切りを入れる」「決済する」「出金予約の場所を見る」までを、小さいサイズで一度経験することです。
DMM FXでは、通常のUSD/JPYとUSM/JPY(米ドル/円ミニ)で1Lotあたりの通貨量が違います。通常USD/JPYは1Lotが10,000通貨、USM/JPYは1Lotが1,000通貨です。5万円で操作を覚えるなら、通常USD/JPYを無理に触るより、USM/JPYのようなミニ通貨ペアで画面の流れを見る方が現実的です。

実際に5万円を入れてUSM/JPYを取引し、損切り設定、決済、出金予約まで確認した流れは、DMM FXは5万円で始められる?で画面つきでまとめています。この記事は、その前段に置く「なぜ小さく始めるべきか」の話です。
DMM FXで始める前に見る3つの画面
DMM FXアプリは、操作できることが多いぶん、最初に見る場所を決めておく方が迷いにくいです。私なら、初回の本番取引では次の3つだけを先に確認します。
1. 注文数量と通貨ペア
USD/JPYなのか、USM/JPYなのか。注文数量はいくつか。ここを見ずに大きなボタンだけを見ると、資金に対して重い注文になります。アプリの詳しい見方はDMM FXアプリの使い方に分けています。
2. 損切り設定
注文してから損切りを考えると、含み損を見ている自分と交渉することになります。私はその交渉に負け続けました。注文前に設定を見る方が現実的です。

3. 資産状況
入金額だけではなく、純資産額、証拠金、証拠金維持率、注文可能額を見ます。残高があることと、次のポジションを持ってよいことは同じではありません。

口座選びより先に決める3条件
口座比較は大事ですが、38ロットの失敗から見ると、最初に決めるべきことはもっと手前にあります。
- 1回の許容損失額:例として資金10万円なら、1回1,000円から2,000円までなど、先に上限を決めます。
- 取引数量:許容損失額と損切り幅から逆算します。気分で増やさないようにします。
- その日の終了条件:決済したら終える、損失上限に届いたら終える、などを先に決めます。
この3つが決まっていない状態でキャンペーンや口座スペックを見ても、判断が前のめりになります。DMM FXのキャンペーンは取引数量に応じた段階付与ですが、キャンペーンを目的に取引数量を増やすのは本末転倒です。最新条件はDMM FX公式キャンペーンページで確認しつつ、自分の数量ルールを先に置いてください。
【PR】DMM FXで始める前に、数量と損切りを決めておく
DMM FXは、スマホアプリで入金、注文、損切り設定、決済、出金予約まで確認できます。最初は通常通貨ペアとミニ通貨ペアの違いを理解し、余裕資金の範囲で小さく操作を覚えるのが現実的です。
先に見ること:通常通貨ペアは10,000通貨単位、ミニ通貨ペアは1,000通貨単位。取引数量やキャンペーン条件は最新の公式情報で確認してください。
※最大500,000円キャッシュバックは新規アカウント登録後の取引数量に応じた段階付与です。条件・期限・対象は変動するため、最新は公式キャンペーンページでご確認ください(2026年7月9日時点)。
DMM FXだけに決めきれない人へ
DMM FXはスマホで標準的な裁量取引を触りたい人には見やすい口座です。ただ、全員に同じ口座が合うわけではありません。MT4やEA、自動売買、1通貨単位など、目的によって見るべき会社は変わります。
- 全体から選びたい:FX口座おすすめ比較
- DMM FXの評判とデメリットを見たい:DMM FXの評判・口コミレビュー
- 口座開設の流れを確認したい:DMM FX口座開設の流れ
- MT4やEAを見たい:FXTFの評判
- 1通貨から試したい:松井証券FXの評判
38ロットの失敗から言えるのは、「どの口座なら結果が出るか」ではありません。どの口座を使っても、ロットと損切りを決めないまま触れば、同じような負け方は起きます。口座選びは、その前提を整えた後で十分です。
よくある質問
38ロットの画面は本当に実体験ですか?
はい。2019年6月20日のDMM FXアプリ画面で、米ドル/円38Lotの買いポジションと評価損益マイナス45,379円が表示されています。口座番号や氏名などの個人情報は写っていないため、公開できる形で掲載しています。
DMM FXだから大きく負けたという話ですか?
いいえ。この記事で伝えたいのは、DMM FXが悪いという話ではありません。問題は、資金に対して大きすぎる数量を持ち、損切りと終了条件を決めていなかったことです。
5万円でDMM FXを始めるなら何を見るべきですか?
通常USD/JPYとUSM/JPYの違い、注文数量、損切り設定、資産状況を先に見てください。5万円で操作を覚えるなら、通常USD/JPYを無理に触るより、USM/JPYのようなミニ通貨ペアで小さく試す方が現実的です。
このページだけ読めば取引してよいですか?
いいえ。この記事は失敗回避の入口です。実際に取引する前に、DMM FX公式の取引条件、契約締結前交付書面、リスク説明、キャンペーン条件を確認し、自分の許容損失額とロットを決めてください。
まとめ:38ロットの画面は、始める前のブレーキに使う
私の38ロットは、見せびらかすための数字ではありません。これから始める人が、同じように数量を軽く見ないためのブレーキです。
DMM FXを使うなら、まず公式条件を確認し、通常通貨ペアとミニ通貨ペアの違いを見て、注文数量と損切りを決めてから触る。迷うなら、計算ツールでロットを出し、5万円実演記事で操作の流れを見て、14社比較で他口座も確認する。その順番なら、少なくとも「気づいたら38ロット」という入り方は避けやすくなります。
FX取引はレバレッジを利用するため、為替変動・金利変動・流動性低下等により、預けた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。過去の運用実績は将来の収益を保証するものではありません。投資は必ず余裕資金の範囲内で、各社の契約締結前交付書面・リスク開示書を熟読の上、ご自身の判断と責任でお取引ください。

